他の人にはあまり見せたくない(見たくないという方がほとんどかと思いますが)ウチのコケ水槽を紹介します。

 左の写真の水槽はLサイズ、底砂はソイル、流木とミクロソリウム、ボルビディス(ミクロソリウムに隠れて見えません)、シングルスポンジのフィルター、オートヒーターといった簡単なアピ繁殖水槽です。2003年の秋頃に誕生した幼魚が元気に泳いでいます。
 この水槽はセットしてから2年以上は経っていますが、その間に底砂を掃除したことはなく、セット後暫くは1/4程度の換水をたまに行っていましたが1年半ほど前からは足し水のみで管理しています。スポンジの掃除は目詰まりして水が流れ出てこなくなったら水槽の水または水道水でジャバジャバと揉み洗いします。バクテリアが繁殖しているスポンジを水道水で洗うのは御法度ですがウチでは時々やっちゃいます。(真似しないでくださいね)
 写真を見ておわかりのように、うす茶色の髭コケがガラス面・水草・温度計など至るところに付着しています。さらに底砂上には綿埃のようなコケの塊が転がっていて非常に見苦しい状態です。

■ コケ水槽全景 ■

 

■ 葉先と側面 ■
■ 葉の一部が変色 ■

 水槽にもう少し近づいて撮った写真が上の二枚です。髭コケがフサフサと繁っています。葉の一部が茶色く変色していますが、これは枯れる兆候なのでしょうか。
 これほど繁ってしまうと取り除くのが厄介な髭コケですが、時としてアピストの稚魚がこの髭コケを啄んでいるところを目撃します。たまたま髭コケに絡まった餌の活きブラインを食べているだけなのかもしれませんが、ひょっとするとコケに湧く何かを啄んでいるのではないでしょうか。鑑賞面では好まれない髭コケも稚魚の成長に何らかの役割を果たしているように思います。(考えすぎでしょうか???)

 左の写真は上の写真を撮ってから数ヶ月後のようすです。写真を撮る少し前に水草のトリミングと底面のゴミ取り、ガラス面のコケ取りをしましたので以前よりはコケが少なくなって、魚も泳ぎやすそうに見えます(ほんとか?)。
 一番上の写真と見比べると判るように魚が大きくなっています。そして気が付かないうちに稚魚を連れた母魚も現れています。なんてのんきなこと言ってないで母魚以外の魚を他の水槽に移すか、ペア用の水槽を用意しなくちゃいけないと思っているのですが、水槽がなくて・・・慢性的な水槽欠乏症にかかってます。
(底になにやら白い物がありますが気にしないでください。画像をPCに保存して画像ソフトで拡大して見たりなんてしないでね。)

■ その後(2004/07/06) ■


 次に紹介するコケ水槽は、藍藻水槽です・・・見てのとおり水槽の中を観察することが全くできません。

■ 藍藻水槽全景 ■
■ 左上部 ■

 藍藻との付き合いは長く、アピストの飼育を始めた頃には既に旧知の仲であり・・・あ〜いやだぁ。ウチでの藍藻が発生する要因は浮き草などを浮かべて水面の動きがなくなるとどこからともなく藍藻が現れてきます。そしていつの間にか水草に飛び火、さらに底砂の表面を覆うように勢力を広げていきます。藍藻の量が少なければチューブでの吸い取り作業もそれなり楽しい(なんてことないですよね)ですが取りこぼしがあるとまた増えてきますし、それになんといっても藍藻独特のあの匂いが我慢できません。
 このように付き合い始めるとなかなか離れてくれない厄介なコケではありますが、ある日のこと、アピストの成魚がうどんを啜るように底砂上の藍藻を食べているはありませんか。これには驚きました、藍藻って美味しいのか(そうじゃないってば)。餌になるなら無理に藍藻を退治しなくてもいいかなぁとずぼらな考えが浮かびましたが、藍藻を食べるアピストの姿を再び見ることはありませんでした。その結果が上の写真のようにどうしようもない状況となってしまいました。やはり藍藻は放置しないでこつこつと駆除しましょう。

 ところが、ある日気が付いたら藍藻が激減していました。藍藻は水槽前面ガラスの左上部に僅かに残っているだけです。水槽の中を覗くとミクロソリウムの葉が青々としていますので藍藻に覆われているようです。しかし、底砂やフィルターには藍藻は付いていません。ガラス面の藍藻は何処へいってしまったのでしょうね?
 藍藻が少なくなったのは原因はともかく喜ばしいことですが、その代わりに他のコケの存在がとても目立つようになりました。このままではあまりにも見栄えが良くないので近々大掃除する予定です。が、ここで問題発生です。というのはこの水槽の中の魚はどこに引っ越せばいいのでしょう。さぁ、どうする?

■ その後(2004/07/06) ■


 さて、次はコケ?それともカビ?

 白い足形のように見えるこれはいったいなんでしょうか?茶ゴケを放置したらいつの間にかこのような白い物ができていました。カビなんでしょうかねぇ・・・水槽の中に手を入れるのが怖いので暫くはこのまま放置です。リセットして消毒したほうがいいのかな。
 この水槽は2003年9月7日に大掃除後足し水のみで済ませています。水面を浮き草が覆っています。スポンジフィルターは目詰まりして機能していないようです。と、書きながらやはりこのままでは魚が可哀想なので大掃除します。そのようすはまたいつか公開します。

 2004年6月6日、ついに大掃除しました。埃が積もったガラス蓋を外し、水面を覆っている浮き草を取ると底にはコケと枯れた草が堆積していました。魚は・・・しばらく眺めていましたが何かが動く気配はまったく感じられません。もう、何もいないのか・・・。
 浮き草を取り除いて判ったことですが、機能していないと思っていたスポンジフィルターの出水口から、意外なことに水が流れていました。さすがに水の流れは緩やかではありましたが、スポンジの詰まりは考えていたほどではなかったようです。
 手で持てるほどの重さになるまで水を出した水槽を「洗い場」まで持っていき、ガラス面の汚れをどうやって落とそうかと考えながら一服していると、水面に波が!水槽の中を覗き込むと底の堆積物が舞ってます。魚が、隠れていました。慌てて掬い出そうとしましたが、網を動かすと汚れが舞い上がり水が茶色く濁ってしまうので魚の姿が見えません。それにやみくもに網を動かしても汚れを掬うだけなので、舞い上がった汚れが沈んで水が澄むのを待ち、狙いを定めて掬いました。数十分後、ようやく全部の魚を掬い出すことができました。
 下左のプラケースに入っているのが掬い出した5匹の魚です。下右は大掃除後の水槽です。ソイル、スポンジは新品で水は塩素抜きしただけの水道水です。この水槽にプラケースの魚を移すのはいくらなんでも無理、しかし他に空き水槽はない・・・ど、どうしよう・・・


 この水槽は髭コケに覆われつつある水槽です。最初に紹介した水槽と比べるとかなり綺麗に見えます(左)。しかし水槽の奥にある葉をよく見ると髭コケが付いています(右)。しかもスポンジフィルターが傾いています。メンテしてないのがよくわかります・・・。
 雄がちょこっと顔を覗かせていますが、さて何というアピでしょうか。正解の方にはもれなく2004年中には完成予定のNew ADHシールをプレゼントします。・・・貰ってください、オネガイ。

■ ぱっと見はきれい ■
■ 実は髭コケが ■

 次は細長い糸状のコケ水槽です。水草水槽(もどき)があった頃はこのコケをよく見ましたが全ての水槽をアピ水槽にしてからは久しぶりの対面です。

 水が白く濁っていることから判るようにセット直後に撮影した写真です。コケで覆われてなければこのようなレイアウト(なんていえないですね)、流木をただ置いただけ水槽です。流木の向こう側に半分に割った素焼きの植木鉢を伏せて置いてあります。
 この水槽が約3ヶ月後には上の写真のようなコケ水槽になってしまいました。でもこのコケはどこからきたのかなぁ?他の水槽には出てきてないので、なぜこの水槽だけに出てきているのか不思議です。

■ セット直後 ■

■ 細長い糸状のコケ ■

 いつのまにか緑色した細長い糸状のコケが水草を覆い尽くしてしまいました。ガラス面には茶ゴケも付いてます。よくみると外れた水温計もコケに覆われています。
 時々アピの体にこのコケが絡みついているときがあります。アピが泳ぎ難そうにしたり、見栄えが悪いのでコケ取りしなくてはいけないのですが、色的には奇麗なので・・・。これを駆除するにはエビさんを投入するのが一番なのでしょうか。

 

ADH = Aquarium Design Hanamura : hanamura@aquarium.design.co.jp