Ap. sp. "Winkelfleck" 産卵後の雌

 

 Ap. sp. "Winkelfleck"の雌が水槽の一番手前の流木に産卵しました。
 この雌は産卵しても体色が僅かに黄色みを帯びる程度で各ヒレは普段と変わりない色をしています。同種の別の雌は背ビレ・尾ビレが黄色くなり腹ビレは黒と黄色に染まりますので、産卵後の身体やヒレの色変化には個体差があるのでしょうか。
 産卵前後の雌の特徴として泳ぎ方がとても機敏になることを今までに何度も目撃していますが、この雌は泳ぎ方にも変化がありませんでした。今回は水槽の外から見やすい場所に産卵したのでそれなりの対応ができましたが、もし水槽後方の判りにくい場所に産卵していたら気が付かなかったかもしれません。

■ 巣の前で警戒中の雌 ■

 

■ 巣の中に潜り込む雌 ■
■ 巣から出てくる雌 ■

 入り口を狭くしてあるので身体を斜めに傾けながら出入りしています。巣の中はどうなっているのでしょう。産卵直後なら産卵床をそっと裏返して観察しても卵にも雌にも影響ないそうなので、確実に産卵したと思えないときなどは流木をそっと浮かせて中のようすと卵の数を確認したいのですが、産卵床に手を触れるのが恐くてまだ実行したことはありません。いつかチャンスがあったら覗いてみたいと・・・いつも先送りしています。

 

 ちなみにお相手はいつものこの雄で、体長は5.5〜6センチほどです。もう少し小さい頃(若い頃?)は身体中央部がブルーメタリックに輝いていましたが現在は薄れてきて赤みの印象が強くなってます。水が合ってないんでしょうか・・・
 別の雌と繁殖行動を行い今は産卵箱の中に入っています。

■ いつものお父さん ■

 

◆ その後 ◆
 稚魚が現れる予定日を過ぎても稚魚を確認できなくてやきもきしていましたが、2001/11/22に10〜15匹の稚魚を確認できました。アピストの一般的な稚魚誕生数に比べて大変少ない数ですが、別の雌は今までに2回繁殖して最初は3匹、2回目が4匹の稚魚しか誕生しなかったことを考えれば格段の稚魚数向上といえます・・・。

 

◆ さらにその後 ◆
 2001/11/24、このsp. "Winkelfleck"水槽はラックの下段にあるために腹這いになり目を凝らして稚魚の数を数えると20数匹はいるようすです。やったぁ〜嬉しい!しかしそのなかにベリースライダーらしい個体が3匹います。あ〜ん・・・。

 

◆ さらにその後2 ◆
 2003/08/03、土森さんに掬われて新居に引っ越しました。15、6匹居たそうです。

 

 

ADH = Aquarium Design Hanamura : hanamura@aquarium.design.co.jp